※インターネット上で見つけた写真です。無断で使用して申し訳ありません。
ビル1階のサロンキティは愛媛県松山市と言えば、の老舗、名店です。
野狐禅の頃からお世話になっているお店です。
今回お世話になった、ビル5階にあるキティホールは何年前にオープンしたのでしょうか。とにもかくにも野狐禅でサロンキティに通っていた頃にはまだなかったので、このキティホールには野狐禅を解散して一人で歌うようになってから、お世話になり始めました。ということになります。
普段、お客さんが座りの会場、立ちの会場、半々の会場、とさまざまなレイアウトのフロアと向き合って歌いますが、ぼく的にはどれが好き、どれがやりやすいはありません。
ただ座っているにしても立っているにしても、楽にのんびり観賞していただきたいな、とそれだけです(ぼくのライブ、長いし、しつこいし。。)。
そういった意味では、キティホールは、お客さんが座りの会場としては、全国でも最もゆったりのんびりライブ観賞ができるお店なのではないかと思います。
シートは映画館のそれのように背もたれもありつつ、ふかふかです。そして映画館のそのようにひな壇になっており、最後列からでもステージの隅から隅までがよく見えるのではないかと思います。
ぼくとしても、そういった意味でも、とても歌い心地のよい会場です。
天井が高く、反響で、お客さんからの拍手が雨音のように心地よく響きます。
音環境も素晴らしく、そして、野狐禅解散後からカウントしたとしても、サロンキティとキティホールそれぞれですでに3回ずつくらいはお世話なっていますから、それだけあって、ぼくのライブをよく知ってくださっている店長のチョップさんの、曲にびったりよりそった照明には、演奏中にやけそうになってしまうくらい、愛を感じます。笑
いつも親切に、親身に、本当にありがとうございます!
野狐禅解散直後は松山においても、香川/高松と同様に、あらためて一人で新しい道を切り拓いていかなければ、という気持ちから、ひとまずサロンキティを離れ、ルシール 翔偶感というお店で歌わせていただいていました。いました、となってしまうのは久しく足を運べていないからです。
ルシール 翔偶感も雰囲気たっぷりな、とても素敵なお店です。マスターも明るくて優しくて、とても素敵な方です。
ご無沙汰してしまっているけれど、是非是非、また歌わせて下さいね!
ソロとして、松山では初めてのワンマンライブもこのルシール 翔偶感にて、でした。
そのとき、お客さんは五人(もっと少なかったかも。。とりあえずここは五人、とさせて下さい)。
そもそもお客さんの多い少ないには無頓着な方だし、当時の活動環境が活動環境だっただけに、やった!五人も来てくれた!!でした。笑
いつも通り張り切って歌ったのですが、そのときのお客さんがまたあたたくて、50人のお客さんからのそれのような諸々のリアクションにうるんときたものです。
いくらお客さんの多い少ないに無頓着とはいえ、満員御礼にはほどほど遠く、さー、松山、これからどうすっかな、、という局面でした。
そんな中、「おいオマエ、ウチにも来いや、おうこらおう。。」と、限りなく体育館裏への呼び出しに近いニュアンスでライブのオファーをくださったのが、当時、サロンキティで働いていた、アニキ(いつもアニキ、アニキって呼んでいたから気付けば名前を知らぬ!やば!!)でした(現在は独立し、同じく松山でダブリュースタジオというライブハウスを運営しています。ここもまた
いいお店です。)。
例の、“あらためて一人で新しい道を切り拓いて、、”の気持ちも打ち明けたのですが、「あほくさ。」の一言で一刀両断され、限りなく体育館裏への呼び出しに応じるような気持ちで、サロンキティに、やはり、“帰る”ことになったのでした。
その頃にはキティホールもオープンしていたかと思います。
ぼくはサロンキティ、キティホールのステージに毎年上げていただくようになり、地元ミュージシャンとの交流を深め、切磋琢磨の時間を過ごし、今日に至ります。というところでしょうか。
あのときの五人のお客さんへ。
あのときはありがとう。
いつの日か、“全ッッッ然売れてない頃の竹原ピストルのライブを五人で観たことがある。”ということをちょっぴりとした自慢にしていただけるような活躍ができるように、これからも頑張っていきます。
2016年1月31日。
竹原ピストル 全国弾き語りツアー“youth” 四国シリーズファイナル 松山編。
動員数100名強。
キティホールの“雨音”が、夕立ちぐらいの勢いにはなってきましたよ!!
げ。アニキから着信。
“呼び出し”か!?
よろこんで。