Quantcast
Channel: 竹原ピストルのブログ 流れ弾通信
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1752

香川/高松 DIME

$
0
0









DIMEは主に、野狐禅でお世話になっていたお店です。
野狐禅を解散後、長いブランクをあけて、去年のツアーからまたDIMEに“帰ってくることができました”。

ボスをはじめ、スタッフの皆様方が優しく、真剣で、素敵です。

ステージもフロアも、ゆったりと立派です。

ただ一つだけ、ぼく的に、あくまで個人的に苦手としているのが、楽屋エリアからステージへと続く、やや長めの階段です。

極端に言うならばアイドルさん方。でなくともシュッとしたかっこいい人。だったらば、階段を降りてステージに向かってくる様も、きゃー!と様になるでしょうが、どうしても、いやいや、こんなヒゲのおっさんがこのように登場しても。。。と猛烈に照れくさくなってしまうんですね。笑



はてさて、高松でもう一つ挙げたいライブスポットが、BEATLES。
DIMEと比べるとぎゅっとこじんまりですが、雰囲気のあるドリンクカウンター、その向こう側にコワモテで、物静かで、しかし根っから優しい素敵なマスターがいるお店です。
ドラム、アンプ類が常設されていて、バンドのライブもばりばりに開催されています。
野狐禅解散直後に出会い、通い続けているお店です。

野狐禅を解散し、ソロでライブ活動をしていくにあたっては、やはり、野狐禅でお世話になっていたお店に、そのまま、引き続きよろしくお願い致します、というのはしたくありませんでした。どの面下げてだし、それは相棒と二人で培ってきた、ある種の“財産”に、差し当たりぼくが一人で手をつける行為だとも思っていたからです。
ソロとして、また新しい道を切り拓いて、腕を磨き、腕を上げ、、を続けていれば、自然といつかそんな日、例えば高松だったらまたDIMEとの縁も結び直せる日もくるのではないだろうか、と、そんな気持ちで活動していました。
そんなこんなもありつつ、ぼくは毎年、BEATLESのステージに上がり続けました。

BEATLESとの縁をつくってくれた、カオス&ランゲージさんをはじめ、脇一さん、三谷京さん、ゴギーさん、などなどなどなど、といった高松の天才、奇才、変態(褒め言葉!!)がひしめくBEATLESは、通い始めたあの頃も今も、とても刺激的な音楽に溢れる、掛け替えのない空間です。

そして、時は流れ、一昨年、ぼくは野狐禅で所属していた事務所に再びひろっていただき、野狐禅でお世話になっていた地元イベンターさんにまたライブ活動を支えていただけることになり、こうして、DIMEに“帰ってくることができました”。というわけなのでした。

しかしそれでいて、去年も歌いに行かせていただいたそのように、BEATLESにも引き続きお世話になっています。

純度100%、澄みきったアンダーグラウンドの世界が広がっているBEATLES。
地元ミュージシャンはもちろんのこと、全国各地の名実共に、のミュージシャン達が続々とステージに上がっているDIME。

そんな名店二つを自由に行き来させていただいていることを、心から幸せに思っています。


あ、DIMEに関しては“あの階段”がありますから、ステージに降りる、ですね。

最近、ぼく、髪を伸ばし始めています。
ウォーキングとかもやっています。
無論、しゅっとしたかっこいい姿でDIMEのあの階段を降り、きゃー!となるためです!!




2016.1.30.

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1752

Trending Articles