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(クランクアップ記念の集合写真)
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(昨日、日本アカデミー賞 授賞式会場、控え部屋にて、本木雅弘さんと。)
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(昨日、西川組パーティーにて、“一家”で。)
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(同じく昨日、特製のMOTOKI Tシャツを着つつ、子供達と。)
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昨日は日本アカデミー賞の授賞式が終わった後、東京/恵比寿の、撮影でもお世話になった、“クッソうまい!!”のワインバーで、トータル50名前後による西川組パーティーがありました。
とっても楽しみにしていたし、実際とっても楽しかったけれど、反面、これだけ沢山の『永い言い訳』西川組の面々で集合することはもうないのかもなぁ。。。と思うと、切なさにうるっときました。
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こちらの心境を細かに、全て察して下さって、的確に丁寧に親切に、リクエスト、アドバイスをして下さった西川美和監督。
(この度、ぼくが役者としての賞をいただけたのは完ッ全に監督のお陰。実質、監督が獲った賞。ゼロから10まで全部教えていただきました。だからこそ全力を尽くせました。だからこそ授賞が嬉しいんです。感謝の気持ちで一杯です。)
カメラの前ではもちろんのこと、それ以外の時間でも、ぼくを気遣って下さって、あたたかく接して下さった本木雅弘さん。
(俳優さんとしてはもちろんのこと、本木さんの人間性、感性、感覚にも強く尊敬、憧れを抱いています。それが証拠に、いつからか、新曲ができるとデモを録って、誰よりも先にまず本木さんに送る、という習慣が定着しています(笑)。本木さんにも、うーん!!と唸っていただけるような歌をつくれるように頑張ります!)
当時小学6年生。息子役。クランクアップを迎えた日、ずっと仲良しでいような、と固く握手を交わした、随分歳下だけれど、正真正銘、大事な友達の、藤田健心くん。久しぶりの再会でした。
(身長がぼくの喉元あたりまで迫ってきてた〜!!感動〜!!)
当時4歳とか5歳とか。その天真爛漫さから繰り出されるフリースタイル(アドリブ)で、即興性に乏しいぼくを大いに苦しめてくれた(笑)、娘役の白鳥玉季ちゃん。これまた久しぶりの再会でした。
(ものっすごくふつうに会話が出来るようになってた〜!!感動〜!!)
を、はじめ、何から何まで大変お世話になった、親切にして下さった、音響職人さん方、照明職人さん方、道具職人さん方、衣装職人、メイク職人、ほかにも色んな職人さん方、スタッフの方々、関係者の方々が、たくさんたくさん。これまたこれまた久しぶりの再会でした。
そんな皆さんのお顔を見るだけでただでさえ、だったのに、途中、特製のNGシーン総集編的映像が上映されたりもして、ゲラゲラ笑いながらも、猛烈な懐かしさと、今日の日はさようなら、今日の日にさようならの寂しさで胸が一杯になってしまいました。
パーティー中のスピーチでも言ったのだけれど、何年、何十年後になってもいいから、西川美和監督には、ことごとく同じ面々で、永い言い訳 第二弾、言うなれば、『永い永い言い訳』を撮って欲しいな、と、切に願っております。笑
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夜も遅くになってきて、やがて、玉季ちゃんが帰る時間となりました。
久しぶりに抱っこさせて。と、玉季ちゃんを抱き上げ、そのまま抱っこでお店の外まで行きました。
撮影期間中、よく支度部屋などで、玉季ちゃんを抱き上げては、“あめりかの大砲じゃあ〜!!”と意味不明の掛け声をあげては玉季ちゃんをぶんぶん振り回す、という遊びをしていました(他にも、“大漁じゃ〜!!”や、“でっかい魚がとれたぞぉ〜!!”等の遊びもありましたが、やることは同じでした。笑)。
玉季ちゃんが、ぎゃ〜っひゃっひゃっひゃ〜!!と笑ってくれるのが嬉しくて、撮影で会った日は必ずやっていました。
よし、では、久しぶりに。と、「あめりかのぉ〜〜!!大砲じゃあ〜〜!!」とやりました。
やがての次の瞬間、左肘が、ミシッと軋みました。笑
肘の鋭痛による苦しみとは裏腹に、出会ってから3年だもんなぁ。。大きくなったなぁ。。重くなったなぁ。。と、なんだか妙にあたたかな感慨を覚えました。笑
痛みを堪えつつ、玉季ちゃんをぶんぶん振り回しました。笑
次に会うときには抱え上げること自体が不可能なくらい大きく成長していることでしょう。。
ゆっくりと玉季ちゃんを下に降ろすと、お母さんと並んで駅に向かって歩き出した玉季ちゃんの背中を見送りました。
恵比寿の夜空に、肘の痛みにより、なんともふにゃ〜んとした軌道で、おそらくは最後の、あめりかの大砲から放たれた思い出達がふわふわと浮かんでいました。
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。。。その後に健心を見送って、、そんで二次会に行って、、、だったのですが、疲れと酔いと眠気であまり記憶が。。。笑
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で、今日は、とあるレコーディングでした。
スタジオのソファーに、もちろん100%シャレで、アカデミー賞のトロフィー、賞状を展示しておくと(笑)、ディレクターさんと、事務所の先輩、且つ、バンドメンバー、且つ、レコーディングエンジニアのサトウヨウスケ兄さんが、“しゃーねーなぁ、撮っといてやるか。。”と写メを撮って下さっていました。笑
ブースに入って、ギターを一掻き。
嗚呼、日常。
日常を感じました。
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西川組の皆さん、かげがえのない日々を、本当にありがとうございました。
『永い言い訳』を観てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
(DVDもリリースされますし、)これからもよろしくお願い致します。
そして、近くはないだろうけれど、決して遠くはない未来に公開予定、『永い永い言い訳』よろしく!!笑←監督にしかられちゃうか。笑
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※写真はまだ最後のあめりかの大砲発射前。まだ元気なときに撮影。笑