
ニューヨークのワタルくんがプレゼントしてくれたアディダスの革ジャン。
一昨年、去年とツアーで着倒して、裏地が壊滅的にぼろぼろになっていたので、とある洋裁店に直しに出していたのですが、直しが完了した、といいうことで、さっき迎えにいってきました。
北関東、あるいは東北、っぽい、あたたかなイントネーションの遣い手である洋裁店のおばあちゃんが、いーい仕上がりになってるよぉー。。とおっしゃったその通りに、とてもいい仕上がりになっていました。
こーんないいじゃんばー着てる人、ほかにいないよーぅ。。なんて言われたら、ますます愛着が湧いてきます。
もう他のコートとかいらないよーぅ、まっったく風をとおさないもーん。。と、防寒力についても太鼓判。なるほど着てみると、まだくっそ暑いです。でも嬉しくて、我慢して着ています。
まだリョウジが二十歳くらいの頃、出会ったばかりの頃、真冬に、ちょっとした段ボールみたいにペラペラなライダースを着ていた彼に、寒くないの?と訊いたら、一言、「野暮。」とだけ返された事があります。生意気なクソガキだったなー。。と懐かしみつつも、今、彼のあの感覚が、理解できたような気がします。つまりは美学。哲学。
「野暮。」「野暮。」「野暮。」
言いたくて仕方がありません。
誰か俺に、暑くないの?と訊いて下さい。
「野暮。」
言いたい。
しっかし暑い!