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Channel: 竹原ピストルのブログ 流れ弾通信
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PEACE OUT ~鹿児島/沖永良部島 うたしゃ~

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お昼ちょい前、船で、沖永良部島に到着しました。





港に迎えに来てくれていた親戚のともこちゃんに車に乗っけてもらって、まずは、すみおじちゃん(ばあちゃんの弟)のお宅に挨拶に行き、そのまま、すみおじちゃんに母ちゃんが幼少時代に過ごしていたお家のあたり(今は土地があるだけです。)に連れて行っていただいたり、ごはんに連れて行っていただいたりしました。

ちなみにばあちゃんとすみおじちゃん、顔がまったく同じ!笑
すみおじちゃん、いつまでもいつまでもお元気で!大変お世話になりました!




すみおじちゃんとお別れしつつ、引き続き的に、ともこちゃんが昇龍洞に連れて行ってくれました。



“沖永良部島の親戚のともこちゃんが昇龍洞ってところに連れて行ってくれたんですが。
神秘的な眺めに感動しつつ、洞窟内の険しい道のりを進んで行って、で、出口まであとほんの2、3メートルくらいってところで初めて、“足元に注意”って看板が出てきたんですよね(笑)。今かーい!!ってなりましたね。笑”

~竹原ピストル編 『竹原ピストル特選MC集』より~


いやー、楽しかったし、色々おもしろかったなぁ。





夜は、沖永良部島でエラブユリ等をたっっくさん栽培、販売している、大豊(たいほう)という大きな大きな会社の社長である大山さんが大豊の作業場で島野菜パーティーを開いてくださいました(ちなみに明日のライブ会場、うたしゃは大山さんの息子さんご夫婦が切り盛りしています。)。

向かって右列一番前が大山さん。
右列真ん中が大山さんの奥様。
右列一番奥が大豊で一緒に作業をしていたりもする、てっちゃん。
左列真ん中がともこちゃんで、奥がカメラマンの橋本さん。


でかキャベツ!


玉ねぎ!あまい!うまい!


豚のタンと、耳!ツマミに最高!


料理名忘れたけど、ちょーうまいやつ!!


カマ!!でか!


シマダコ!!フルコース!!

うまかったー!!



これは翌日、ライブ会場で撮影のものだけれど、大山さんとのツーショット。

“昨日、大豊の大山さんが沖永良部島には、ひーぬむん(ぽんっと言うと、沖縄のキジムナーのような妖精、精霊の類なのだそうですが、悪霊、だったり、わるさ、いたずらをする存在をひっくるめての意味合いもあるそうで、そうなってくると定義付けはなかなかに難しいようでした。)っていうのが居るって聞いたんですけど。
で、ひーぬむんってこんな感じでこんな感じで、、って大山さんがそのひーぬむんの特徴をあれこれ教えてくれたんですけど、正直、それ、そっくりそのまま大山さんだろ、と思いましたね。笑
で、今日、うたしゃのマスター、大山さんの息子さんですね。息子さんに、ひーぬむんにあったことありますか?って訊いたら、ないって言ってましたね。不思議なことを言うなぁと思いましたね。ずっと一緒に暮らしてきただろって。笑”

~竹原ピストル編 『竹原ピストル特選MC集』より~

などなど、島の話あれこれで盛り上がって、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました!!



2016.3.25.



ーーーーー


ライブ会場のうたしゃ。
お世話になるのは今回で約3年振りの3回目でした。



マスター、ママさんのお人柄、スタッフさん方の親切さ、食、酒、音、五拍子まとめて全てが素晴らしいお店です。





音、と言えばうたしゃのPAさん、ばっちばちに腕の良い方でした。
ここんところ最近でぶっちぎりだったと思います。
それに支えていただきつつのステージでしたから、すごく安心して演奏することができました。

それでいて、ましてや自分の親いルーツである沖永良部島の皆さんにどうにか楽しんでいただきたくて、やっぱり力んだは力みましたが、ひっくるめて、楽しく歌わせていただきました。

あたたかく、本当にありがとうございました。
最高の郷帰りとさせていただきました。
また歌いに帰って来させてくださいね!

マスター、ママさん、大山ミー(沖永良部島では、アニキ、とか、にいさん、みたいな存在を“ミー”と呼ぶそうです)今回も何から何までお世話になりました!



2016.3.26.



ーーーーー



とうとうお別れの日。
ともこちゃんが空港まで送ってくれました。

道すがら、ちょっと時間があったので、ということで、小学校の校庭でずしーーんと子供達の成長を見守り続けて来た、日本一のがじゅまるを見に行きました。

ぬくぬくとあたたかなやさしい迫力です。

セルフタイマーでスリーショット。




海にも連れていってもらって。



それにしてもしかし、ともこちゃん、島で生まれ育って34年のくせして、全ッ然島のことを知らない!!笑。
まっったくガイドにならず!!笑。
この写真の通り、ものっすごい絶景スポットを、ふつーに“あの岩場”って言ってました。笑
まあ、地元の人ほどそうだったりしますけどね。




はてさて、いよいよ空港に着くと、高校生達がエイサーを披露していました。

この島に赴任してくる先生方を迎えるとき。
島からどこかの街に赴任する先生方を見送るとき、こうして高校生達はエイサーで、迎え、見送るのだそうです。

もうね。。なんて感動的な時間だったことでしょう。

そんなタイミングに出くわすことができて、本当に幸せだったし、勝手に、図々しく、奄美ツアーを最高の締め括りにしてくれたなぁ。。と思いました。




あまりに寂しくなりそうだったから、搭乗開始時間よりもちょい早めに、もう帰れもう帰れ!!と、ともこちゃんを追い返して、無理やりお別れして、やがて保安検査場を通過。


飛行機に乗るべくで、飛行場内をとことこ歩いていたら、空港の屋上、送迎デッキから、「和生にいちゃ~ん!!」
と、ともこちゃんの声が降ってきました。

もー、やめろっつーの!!と思いつつ、手を振り返しました。

※写真はともこちゃんが撮影したものです。


ともこちゃん、もうちょい島のことを勉強して、次回は完璧なガイドを頼むぞ!!笑


ありがとう、ぼくのルーツ、沖永良部島。

ありがとう、世界でただ一人、ぼくのことを“和生にいちゃん”とよぶ存在が居る、沖永良部島。




2016.3.27.


ーーーーー


『ルート トゥ ルーツ』

一歩 二歩 三歩ってふえていくぶん
三歩 二歩 一歩ってへっていく
“旅立ち”ってどういうことなんだろうって
ここに来てからそんなことばかり

おかえりって声がかえってこないのは
ただいまって言っていないからでしょう
“旅立ち”ってどういうことなんだろうって
ここに来てからそんなことばかり

芯までしんと 心を落ち着かせて
沖永良部島の海辺にまっすぐ横たわって
これは一応 棺の中の
いつかのおじいちゃんのイメージ

ルート トゥ ルーツ。。



この世の人はあの世のことを“あの世”というけれど
あの世の人はこの世のことを“あの世”というのかな?
“生まれる”ってどういうことなんだろうって
ここに来てからそんなことばかり

ただいまって言わないのはおかえりって声がかえってこなかったときのさびしさがこわいからでしょう
“生まれる”ってどういうことなんだろうって
ここに来てからそんなことばかり

芯までしんと 心を落ち着かせて
沖永良部島の海辺にまんまるく横たわって
これは一応 母親のおなかの中の
いつかの自分のイメージ

ルート トゥ ルーツ。。











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